① 計測地点に起振機E、検出器A、Bを一直線上に設置。
振機Eを使って、地表面を上下方向にランダム加振することにより、起振機の周辺に表面波を発生させます。
ランダム信号源としては、発信部の周期性ランダム信号を使用。
② 地表面付近を伝播する表面波の上下振動を、一定の間隔Lで設置された2個の検出器A、Bで検出。
③ A、B地点での上下振動は、地震計部のフィルタ回路を通した後で、信号処理部に入力。
信号処理部では、入力されたA、Bの信号を基に種々の計算を行ない、最終的にA、B地点を通過する
レ-リ-波の時間差△t(f)を求めます。
次に時間差△t(f)と検出器間隔Lより、レ-リ-波の平均伝播速度Vr(f)と深度D(f)とを求めます。
求められたVr(f)とD(f)より、CRTディスプレイ上にD-Vr曲線を表示。
④ 信号処理されたデ-タは、記録部において外部記録媒体に記録し、このデ-タを基に地盤解析を行ないます。